ウズベキスタン旅行記 2025 第7章 Part3 - ハズラティ・イマムとイスラム文明センター、ザイカルナル再発見
Uzbekistan 2025 – Chapter 7 Part 3: Hazrati Imam & The New Islamic Civilization Center
ハズラティ・イマム、イスラム文明センター、そしてザイカルナルへ
プラネタリウムを後にして、タクシーで旧市街へ。
そこで目にしたのは、昨年にはなかった広い道路とアンダーパス。
街の輪郭が、静かに——それでも確実に——塗り替えられていく。
ハズラティ・イマムへ ― 新しい道路とアンダーパス
プラネタリウムを出て、時間短縮のためにタクシーへ切り替える。
そして道中、いきなり驚かされた。昨年はなかったはずの、広い新しい道路と大きなアンダーパスができている。
アンダーパスを抜け、ハズラティ・イマムの近くでタクシーを降りる。
交通の導線が変わるだけで、街の「近さ」や「遠さ」まで書き換えられていくのだと実感する。
正面にミナレット。右側にモスク。今日は、いつもとは違う方向から正面のゲートへ。
まず、ハズラティ・イマム・モスク。
ゲートをくぐる。
空気が、ひとつ奥へ引き込まれるように静かになる。
ここでも木造建築の美しさ。特に柱に施された装飾に目を奪われる。
靴を脱ぎ、祈りの場に入る。
夕方の光が礼拝室に差し込む。
ここは、タシケントの“宗教と知”が交わる中心点だ。
続いて、巨大なイスラム建築 バラク・ハーン・メドレセ。
ここでも美しい装飾を、いたるところに見ることができる。
写真を撮りながら歩いていると、ふと「ここは毎年、確かめに来たくなる場所だ」と思う。
変化の大きい旅の終盤にあって、変わらない静けさがあるというだけで、心が整う。
建設中のイスラム文明センターを遠くから望み、ここを目指す。
イスラム文明センター ― 巨大な“新しい中心”
次に向かうのは、ここ数年ずっと気になっていた建設中の イスラム文明センター。
昨年は周囲がバリケードに囲まれ、近づくことも難しかった。
ところが今年は、その囲いが消え、景色が開いている。
そして、そこに広がっていたのは「巨大」という言葉が、説明として足りなくなるほどのスケールだった。
まるでセンターを囲むように、住宅とショップが連なり、新しい道に沿ってブティック街まで整備が進んでいる。
タシケントシティにも出店しているレストランが、こちらにも並ぶ。BOBOYもそのひとつだ。
タシケントシティとは別の文脈で、歴史と現代文化が交差する、もうひとつの中心が生まれようとしているのかもしれない。
ザイカルナルは消えていなかった ― 路地での“再発見”
今年、少し不安がよぎっていた。
「ザイカルナル通りは、なくなってしまったのではないか?」――昨年とは街の導線が変わり、ハズラティ・イマム方面からの入口が見つけられない。
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| これは2023年訪問時の様子。 |
けれど最後の最後、チョルスーバザール方向へ歩き、一昨年と同じ路地を見つけた。
曲がり角、壁の色、通り抜ける風の向き。身体が覚えている。そこが、ザイカルナルだった。
入口が消えたのではない。こちらが、入口を見失っていただけだった。
街は変わる。けれど、消えるわけではない。
変化のなかに残る“同じ場所”。
それを見つけた瞬間、旅の終わりに小さな確信が灯った。
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