ウズベキスタン旅行記 2025 第6章 Part 3 ― ブハラに息づく歴史的建造物とクラフトマンシップ
Uzbekistan 2025 – Chapter 6 Part 3: Monuments & Craftsmanship
スザニ工房からカラーン・ミナレット、アルク城へ
スザニ工房の静かな手仕事から、街の象徴・カラーン・ミナレット、そしてアルク城へ。ブハラという都市の「厚み」を歩いて辿った一日。
スザニ・ワークショップと鍛冶屋の工房
キャラバンサライを後にしてハキカット通りに歩を進めると、「タキ・テルパクフルシャン」が見えてくる。
タキを抜け、ハキカット通りを歩く。
両サイドに工房や雑貨店が並んでいる。その中に気になっていたハマムを見つけた。
そのすぐそばにあるスザニ・ワークショップで日本語が堪能な女の子に声をかけられた。
日本に留学していたお姉さんから日本語を学んだらしく、「スザニどれにする?サイズいろいろあるよ」と、何の違和感もない日本語で案内してくれた。
奥の部屋に入りいろいろと作品を紹介してくれる。手縫いとかぎ針で作ったものが並んでいる。さまざまなサイズ、モチーフ。
いろいろと見せてもらい、ザクロ(子宝の象徴)をモチーフにした手縫いの作品を購入。
道の両脇に並ぶ雰囲気の良さそうなホテルを見ながら、
3つめのタキ、「タキ・サルガロン」に到着。
ここも歴史的な屋根付きバザールのひとつ。スザニはもちろん、伝統楽器の店もある。
そのすぐ近くで見つけたのが、テレビ朝日でも紹介された鍛冶屋 “Blacksmith Workshop”。
現在は8代目が家業を継ぎ、観光客にも親しまれている。
仕事場の様子も。
売店には手作りのハサミやナイフが並び、コウノトリをモチーフにしたハサミを選ぶと、目の前で名前を刻印してくれた。
応対してくれたのは柔らかな笑顔が印象的な女性。日本語を交えて「ナマエ、スグ ウチマスネ」と声をかけてくれ、ほっとするような温かい時間が流れた。
スザニ刺繍の小物入れも購入し、ブハラの職人文化の奥深さを思う。
ここでこぼれ話。ハサミは刃物。機内持ち込みはできない。でも幸か不幸か、機内持ち込みにしていたスーツケースが壊れてしまい、少し大きめ(つまり預け荷物)を現地調達したので、その中に入れて無事持って帰れることができました。
カラーン・ミナレットとアルク城
タキ・サルガロンを抜け、右に曲がると現れるのが、ウルグベク・メドレセ(15世紀)。
そして、アブドゥールアジズ・ハン・メドレセ(17世紀)。
その西側にはミル・アラブ・メドレセ(残念ながら工事中)と巨大なカラーン・モスクとミナレットが広がるポイカロン建築群。
「やってきました、カラーン・ミナレットじゃないですか!!」
約46メートルの威容は街の象徴であり、繊細なレンガ装飾に思わず息をのむ。
続いてカラーン・モスクの内部へ。
まずは、360度の壮大な風景を。
一本道を歩いていく。右側には発掘中の歴史遺産地区。
左側のペルシャン広場には、何とも印象的な木造のモニュメントがあった。
歩き進めると、どうしても見たかった場所――アルク城に到着。圧倒的な城塞が視界に広がる。
近くで見ると、とても細かな作りこみであることが分かる。
そして入城ゲートへ。
職人の手仕事から始まり、街の象徴へと至る一日。
ブハラという都市が、今も“生きている”理由を、肌で感じた気がした。
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