ウズベキスタン旅行記 2025 第3章(前編)― 初のeSIMとYandexタクシー

Uzbekistan 2025 – eSIM, Yandex Go & Arrival at Mirzo

初めての eSIM 体験

今回の旅で初めて導入したのが eSIM。これまではレンタルWiFiを持ち歩き、 バッテリー切れの心配や、かさばる機材、場所によっては通信が不安定になることもあり、 どこか「旅のノイズ」になっていた。

出発前にアプリで購入し、羽田で事前設定までは済ませていたものの、 初めての eSIM だけに「ちゃんとつながるのか?」という一抹の不安は拭えない。 到着後すぐ、主回線を eSIM に切り替えて機内モードをOFF。数秒の静寂のあと、 画面の左上に現れた“4G”マーク。
――一発でつながった。その瞬間、旅のストレスがひとつ消えた気がした。

その足で、Yandex Go を起動

続いて Yandex Go を立ち上げ、ホテル名を入力。初動がスムーズにいくと、 旅のテンポが一気によくなる。到着直後の混雑した空港でレンタルWiFiの電源を入れたり、 ルーターの接続を待つ必要もない。
“つながった瞬間に、タクシーが呼べる” —— これだけで旅の自由度が全く違う。

白タクの声掛けを振り切る ― Yandex でホテルへ

到着ロビーを出ると、恒例の“白タク勧誘”がはじまる。過去2回は根負けして 10ドルでホテルまで連れて行ってもらったが、今年こそは断固スルー。

無視しつつ、ピックアップエリアへと移動し Yandex でタクシーを手配。

Yandex Go pickup point near Tashkent Airport | タシケント空港近くのYandex Goピックアップエリア
空港から少し歩いた先にある Yandex Go のピックアップエリア。

今回は事前にカード決済も登録済みで、現金の心配もない。 午後の日差しの中、市街へ向かう車内でシートに身を預けながら、 「やっぱりこれが正解だ」。窓越しに流れる街を眺めながら、そう小さく息をついた。

Yandex Go ride report from Tashkent Airport to hotel | タシケント空港からホテルまでのYandex Goライドレポート
空港からホテルまでの Yandex Go ライドレポート。料金は35,000スム(約450円)。

ホテルまでは35,000スム。約450円ちょっと。ウラジオストクでもそうでしたが、Yandex Goを使うと、驚くほど経済的にスムーズに移動することができます。実際今回の旅では10回以上利用しました。

憧れのホテル、Mirzo Boutique Hotelへ

今回の旅の楽しみのひとつが、ようやく泊まれる Mirzo Boutique Hotel。 チョルスー・バザールの近くにあり、外観はイスラム風の趣に満ちている。 過去2回は予約が取れず、いつも満室だった場所。だからこそ、この瞬間には 少し特別な期待があった。

タクシーを降り、重厚な門構えの前に立つ。

Entrance gate of Mirzo Boutique Hotel in Tashkent | Mirzo Boutique Hotel の重厚なエントランス
Mirzo Boutique Hotel の重厚な門構え。ずっと泊まりたかった“本館”がこの奥にある。

Mirzo Boutique Hotel は、実は「Mirzo グループ」と呼ばれる複数の宿泊施設を運営している。その中でも本来予約していたのは、もっともイスラム感あふれる本館で、系列の中でもいちばん人気が高い。だからこそ “ついに泊まれる” という期待はひときわ大きかった。

Front-side exterior of Mirzo Boutique Hotel in Tashkent | Mirzo Boutique Hotel の正面外観の一角
イスラム建築の装飾が美しい、正門側の一角。
ようやく叶った “Mirzo 初滞在”。……と思ったそのときだった。

フロントのスタッフが困ったような顔で近づいてきて、 「システムトラブルで部屋が用意できないんだ」 と告げられる。

だが続く説明は意外なものだった。
「Mirzoグループの別ホテルを同料金で、しかもアップグレードして提供する」
とのこと。半信半疑のままホテルの車に乗り込むと、列車駅近くの新しいホテルへ向かい始めた。


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