タシケントに戻る場所 ― The Shahar 滞在記

Returning to The Shahar

幾何学模様に込められたイスラムの美意識

最終日、タシケントに戻ってきて泊まるのは、3年連続の定宿、The Shahar

The Shahar ホテル入口 タシケント

The Shahar(Tashkent)―― 幾何学が導く“安らぎの定点”

フロントとロビー – 旅人を迎える落ち着いた空気

このホテルが、大好きなのです。住宅街に突如現れる美しいイスラム風のゲート。 そして左右に噴水があるセンター階段を上がっていくとフロント。やっぱりいつ来ても美しい。

The Shahar ロビーへ続く階段

ホテル自体は 2 階建てのコンパクトなつくりで、部屋それぞれにウズベキスタンの地名がついています。 


 一昨年の部屋の名前は「ザラフシャン」。タシケントの西側、キジルクム砂漠にあるナヴォイ州の州都です。 さて、今回の部屋の名前は?

ルームと内装 – 細部に宿るイスラム装飾

ここからは、いつもの儀式。部屋の内装を眺めていく。

The Shahar サマルカンドルーム 内装


事前に英語の堪能なカテリーナさんに、チェックインが遅くなることのお詫びと、 「サルバスト用意しておいてね」と伝えたところ、「わかったわ」と即答で返事が来た。

ルーム&タイル ―― 細部がつくる“美の確度”

今回も相変わらずの美しい内装。しかも今回は部屋もアップグレードしてもらい、 角部屋の広い部屋「サマルカンド」を用意してもらった。 

 「また今年も来てくれたのね」と、カテリーナさんに歓迎されてチェックイン。 フロントにはウズベクおじさんと、初対面のウズベクおばさんがいました。

今夜の部屋は 2F の「サマルカンド」の間。とっても広く贅沢。 赤を基調とした幾何学装飾がいつもながらに美しい。 このホテルの何が好きか、といえば、やはりバスルームの見事なタイルです。 今回はバスタブ付き。壁一面に施された幾何学タイルが、まるで一枚の絵画のように空間を引き締めている。

The Shahar 幾何学タイルのバスルーム


冷蔵庫を開けるとキンキンに冷えたサルバストが 2 本。 
ウズベキスタンのビール サルバスト

 カテリーナさん、ありがとう。用意してあったナッツ類をつまみに、 ロシア語版 YouTube を見ながら眠りにつきました。

丁寧にサーブされる一人分の朝食

そして、朝を迎える。早朝の街歩きは住宅街の散歩から。 そして、このホテルに住まうネコと遊ぶひととき。


いい時間になってきました。大好きなこのホテルのスペシャル・ブレックファスト。 ホテルの前庭でいただく朝食は、バイキングではありません――と言いたいところですが、 さすがに朝晩は冷える季節。今回は前庭ではなく地下の朝食会場で、1 人分だけを豪華にサーブしてくれます。

まずは卵料理を何にするか? もちろん定番のオムレツ。中にはチーズが入っています。 旧ソビエト圏では不思議と卵の色が白い。そして「コーヒー? ティー?」と聞かれ、これも即答で「チャイ(お茶)」。 そう、ウズベキスタンのお茶は絶品なのです。


The Shahar 地下朝食会場の朝食

ほどなくして、トレイいっぱいのハム、チーズ、キュウリなどなど、たくさんのフルーツ。 バクラバなどのお菓子も並ぶ。



次にまたタシケントを訪れるときも、私はきっと、この住宅街の奥にある幾何学のホテルへ戻ってくるのだと思う。


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