第10章 ー タシケントのイスラム聖地を巡る|ハズラティ・イマーム広場と青のモスク
ハズラティ・イマーム・コンプレックスから始まる、タシケント屈指の歴史的スポットを見て回る。
さあ。タシケントでも指折りの見どころが集まるハズラティ・イマム・コンプレックスへ。
サマルカンドとは趣こそ違うけれど、空気はやっぱりイスラム世界。ここだけでも見逃せない建築がぎゅっと詰まっています。
初体験のモスク本殿へ。
最初の目的地はハズラティ・イマーム・モスク(Hazrati Imom masjidi)。植え込みがきれいに整えられた小径を抜けて、
重厚なゲートが視界に入ってきます。
ハズラティ・イマーム・モスクは街の金曜モスク(ジュマモスク)。金曜礼拝の時間には多くの人が集まります。
ゲートをくぐって境内へ。緑の芝と木陰が気持ちいい中庭が広がります。
靴を脱いで内部へ。モスクの中に入るのはこれが初めて。静けさの中に、祈りの所作が染み込んでいます。
広角で全景も。天井装飾と幾何学模様の絨毯が、音のない波紋みたいに広がっていました。
外に出て、ドームとミナレットを別アングルから。
コーラン博物館と、広場に流れる夕方のアザーン
続いてコーラン博物館(Muyi Muborak Madrasah - Moyie Mubarek Library Museum)へ。
ここでは、7世紀ごろの写本で「世界最古のコーラン」とも称されるウスマン・クラーンが収蔵・展示されています(撮影不可)。
内部はこぢんまり。自然光の取り入れ方が絶妙で、展示にやさしい陰影を落とします。
世界各地の版や関連資料も充実。日本語書籍も見かけました。
そして次は、巨大なイスラム建築バラク・ハーン・メドレセ(Barakhan Madrasah)。
ソ連時代には中央アジアのイスラム本庁が置かれていた地。16世紀、シャイバニ朝のバラク・ハーンによる創建と伝わります。
中庭は、サマルカンドのメドレセと同じく土産物店がずらり。青いドームを背景に散策するのも一興。
中庭から広場へ出れば、いよいよこのエリアのハイライトが一直線に並ぶ、壮観な眺めに。
位置関係はこのとおり。
夕暮れの風に乗って、アザーンの声が広場を包みます。
広場を囲む聖地を歩く。
陽が傾くにつれ、広場の石畳に建物の影が長く伸びていきます。観光客の足が少し引いて、地元の人たちの散歩の気配が濃くなる時間帯。
ハズラティ・イマーム・モスクの本殿へ。
ゲートをくぐると緑が美しい中庭、そして初めて入る本殿の静けさに包まれます。
コーラン博物館と、広場に流れる夕方のアザーン
続いてコーラン博物館(Muyi Muborak Madrasah - Moyie Mubarek Library Museum)へ。
バラク・ハーン・メドレセへ。
巨大なアーチのゲートをくぐり、中庭の回廊へ。夕暮れにタイルがしっとり色づきます。
ハスティマム広場、そして夕方のアザーン
それぞれの位置関係はこんな感じ。
建設が進むイスラム文明センター。
アブバクル・カファル・シャシ廟へ。
小高い公園を抜けると、質朴な装飾が印象的な廟。靴を脱いで静かな内部へ。
イマーム・ブハーリ研究所。
クカルダシュ・メドレセへ。
タシケントを代表する神学校。門をくぐれば中庭の生活感、二階は学生寮としての面影が残ります。
ジュマ・モスクで一日の締めくくり。
グリーンのドームが美しい金曜モスク。静かな時間帯に訪れると、模様のリフレインが沁みます。
とっても「イスラム」な街歩きでした。ここからは怒涛の新市街へ――次回に続きます。
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