ビビハニム・モスクのそばには魅惑のバザール
美しいイスラム建築を堪能しました。そして、そのそばにある巨大市場、シヨブ・バザールを探検します。
その前にもう一度、ビビハニム・モスクについて
1404年に完成した当時のイスラム世界最大のモスクで、アミール・ティムールによって建てられました。ティムールの権力を示すために、この壮大なモスクを5年で完成したと言われています。中庭の中央には、世界最愛の石のラウヒがあります。「ラウヒ」とは、コーランを置く書見台のことで、願いごとを唱えながらこのラウヒの周りを歩いて3周すると、その願いが叶うという言い伝えもあります。
メインゲートへ、そしてかつて訪問したいくつかの市場
さて、市場好きとしては探検しなくては。
メインゲートから入場します。
ところで、どの町に行っても必ず市場は覗きます。
ウラジオストクのキタイスキー、
オランダ、ナールデンの朝市、
シチリア島、シラクーザの市場など。
どんなものが並んでいて、どんな人たちが集まっているのかを見るのはとても楽しいです。
いよいよバザールへ
ゲートをくぐってうろうろします。
このシヨブ・バザール。陶器、食品、衣料品、いろんなものがそろっています。
美しいリシタン陶器。
シルクロードの市場らしく、スパイス、ドライフルーツなど満載でした。
この市場とは ?
ビヒハニム・モスクの隣にあるサマルカンド最大のバザールです。2000年以上も前から、シルクロードの時代を経て続いているという説もあります。旬の果物、野菜、肉、ドライフルーツやナッツ、食料品や衣料など、生活必需品が並び、毎日多くの人が訪れ活気溢れています。チャイハナでは、サムサをタンドール(窯)で焼いているところも見られます。
元気そうな野菜、果物も満載です。
海外ではよく見かける巨大なスイカ。
あー、あれあれ。ジュネーブのペルシャ・レストランで見たやつ。そしておばちゃんのおすすめ。
うろうろ歩いていたら、ジュネーブのペルシャ・レストランでチャイを飲んだ時に出てきた砂糖を固めたというか、結晶のスティック。ノヴォットって言うらしいです。(その時の画像がこれです)
があったので、そこで色々見ていると。
おばちゃんに声をかけられ、ナッツとかいろいろと試食させてもらいました。今から考えると、もっといろんなところで試食させてもらったら良かったかなと。
「おすすめは?」 って聞くと。ウズベキスタン名物、ハルヴァを薦めてくれました。
それから気になっていたザクロジュース作りの実演。中央アジアといえばザクロ。作っているところを動画に収めました。気難しそうなおっちゃんが作っています。
しばらく見ていると「飲んでみるかい ?」ということになり、小さなペットボトルに入ったものをもらいました。もちろん有料ですが…。ビビハニム・モスクをバックにそのボトルを。
さらにディープなエリアへ。
それからもっとディープなところへ。
見始めたらキリがありません。靴や衣料品いろんなものが雑然と集まったスペースです。地元の人がなぜか「上海バザール」というスペースらしいです。
とっても楽しい市場でした。そろそろ周辺の散策へ。
気になったエリアへ。そこには昔ながらの姿がありました。
ZARGARONと書かれた門が気になってくぐってみると
美しいホテル、
ビビカナムがありました。
ちょっと長くなりそうなので、「もうひとつの美しい景色」は次章で。
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