3日目の午後 - ザリャーへ向かう。市場巡りを堪能したあとはソビエトの面影を訪ねて、そしてバレエ鑑賞。
オケアンスキ大通りを歩いて、バス停へ
さあ、ザリャーに向かいましょう。地下道でスヴェトランスカヤ通りをわたって、Океанский пр.(オケアンスキ・プロスペクト)大通りに入ります。この街にはたくさんの銅像があります。まず遭遇したのがこれ。Памятник “Воспоминание о моряке загранплавания(外国航海船員の記念碑)です。
この通り沿いには、たくさんの日本人ゆかりのスポットがあります。それは後ほど「4日目、日本人ゆかりのスポット探し」で。
見えてきました。去年と同じグリーンの枠で囲まれた時計塔のある建物には「旧浦潮日報編集部」がありました。
その向かいにあるИзмруд Плаза(イズムルド・プラザ)前にあるバス停から、ザリャー行き、59番のバスに乗ります。方向としては空港方面です。
大興奮のバレエ鑑賞が終わり、そろそろお腹もすいてきました。
そして、もう一つどうしても行きたかったバー「Chinoaru」へ。
ザリャー到着
40分くらいバスに乗って、ザリャーの入口に来ました。
これが入口です、縫製工場らしくミシンのオブジェが迎えてくれます。ここはソ連時代の縫製工場を現代アートの発信地、アーティストたちの居住地、情報発信地として2013年生まれ変わったスペースです。また「アート」と「そこに住まう」ということの共生を実現しようとしたもので、定期的にアートイベントも開催されています。
そして全体の見取り図。この中にいろんなものが入っています。
ストリートアートもたくさん。
この壁に書かれたキリル文字はなんとなく、ソ連の工場ということを思い起こさせます。
あいにく日曜日だったので、ほとんどのオフィスは閉まっていましたが、とても味わいのある仕事環境だと思いました。
また建物内のいたるところにあるアート。どれも個性的でした。
そして展示会をやっている2号館へ。
ここでは書籍の販売とか、ワークショップとして利用することができるスペースがあります。
その奥の部屋では、エレクトロニック・アーティストの作品の特別展示をやっていました。
とても不思議なオブジェでした。
館内にあるCafe treeというカフェにて休憩。これがメニューです。とっても洒落てます。
そして、出窓が美しい雰囲気のあるカフェです。
もちろん出窓側のテーブルに席を取って、外を眺めながら。
コーヒーとオレンジをミックスしたような不思議な飲み物で、しばしボーっとしたのでした。
それからちょっと気になっていたのが、この近くにあるアルメニアのカフェ・レストラン。
あちこち歩いてやっと見つけたのですが、客も全くいなく、ギャンブルをするよりも、と思い、外側から撮影だけさせてもらいました。
街の中心に戻って、ストリートアートをいくつか
一応、ここでの目標は達成されたので、また59番のバスで街に戻ります。バスの内装はいかにもロシアな感じ。
ウラジオストク駅一つ手前のバス停で下車して、スヴェトランスカヤ通り。
その脇道を探索します。なんと、ここにも猫カフェがあります。
そして最近かき氷屋もできました。
相変わらず楽しいストリートアートがたくさんあります。
もう一つのメイン・イベント「生涯初のバレエ鑑賞」と、タクシー・アプリが便利すぎたこと
さて、今夜は、Приморская сцена Государственного академического Мариинского Театра(マリインスキー沿海州劇場)にバレエを見に行きます。一応、バレエ鑑賞だからジャケットくらいは着ていかないといけないので、一旦ホテルに戻ります。スポーツ湾に向かって歩いていき、グルジア・レストラン、スプラの秋らしいディスプレイとか、
のどかな風景を見つつ、
ウラジオストク最古のホテル、ベルサイユにちょっと立ち寄りました。
これは、今回宿泊しているホテル近くのストリートアート。
さて、マリインスキー劇場に向かうことにしましょう。
ここからタクシーアプリが力を発揮します。
ウラジオストクには、Maxim、
Yandex、
そしてuberのタクシーがたくさん走っています。
事前にそれぞれのアプリを仕込んでおいたので、お試しで、やっぱりロシアと言えばYandexがメジャーだろうと思い、アプリを使ってタクシーを呼びました。詳しくは「タクシーを使いこなす」編で書こうと思いますが、いとも簡単にタクシーを見つけて乗車、事前のカード決済で、とても楽でした。
これは一例ですが、街の中心、例えばTerranovaから、極東最大のショッピングモール、Kalina Mallに行くとします。そこでアプリを使って、出発地と到着地を指定します。
乗車後は、こんな感じで領収書が届きます。
なんといってもタクシーの良いところは、料金が安いこと。この時は、初めての利用ということでキャッシュでしたが、それ以降は、登録していたカードで決済しました。
約5km、9分乗車して、166p、300円。
ということは、日本の初乗り運賃で相当の距離を走ることができるということです。
金角橋を渡って、マリインスキー沿海州劇場に到着しました。
2012年に完成した劇場はとても近代的で美しい建物でした。
生涯初のバレエ鑑賞の詳細は、「バレエを見に行く」編で。
大興奮のバレエ鑑賞が終わり、そろそろお腹もすいてきました。
そういえば、昼にカフェに行っただけで何も食べていない。といいながらバレエが終わった後開いているレストランも限られる。で、そんなときに役立つのが、24時間営業のカフェ・レストランSTUDIO。
スヴェトランスカヤ通り沿いにあります。
ここでは、ホタテのサラダとオヒョウのグリル。オヒョウとは大型カレイの仲間。よく身が締まっていて淡白な味わいがとても美味でした。
そして、もう一つどうしても行きたかったバー「Chinoaru」へ。
経営は隣のミリオンカと同一です。
まず内装が強烈。スペース全体が真っ赤で、控えめな照明。いかにも怪しげなミリオンカの雰囲気です。
この2つのレストラン、バーも「飲んだ、食べた」編で詳しく。
この2つのレストラン、バーも「飲んだ、食べた」編で詳しく。
そして、Chapter 6「日本人ゆかりのスポット探し」に続きます。
1 コメント
awesome photography
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