ウラジオストク街歩き - 駅周辺

ウラジオストク、街歩きの続き。




それにしても歩きました。

Iphoneの「ヘルスケア」のアプリによると、2日目は42,356歩、28.8Km。3日目は26,162歩、17,4km歩いたみたいです。坂と階段だらけの街を歩き回った記録です。






日付は前後しますが、歩き回ったところを5つのエリアに分けてご紹介。



1. Ул. Алеутская(アレウツカヤ通り)とУл. Светланская(スヴェトランスカヤ通り)の交差点から、Владивосток вокзал(ウラジオストク駅)方向のエリア



2. 目抜き通りで、人気スポットが集中したУл. Светланская(スヴェトランスカヤ通り)と、Ул. Адмирала Фокина(アドミラーラ・フォーキナ通り)周辺




3. 流行発信地 Гум(グム)百貨店裏




4. Видовая Площдка(鷲の巣展望台)と、スヴェトランスカヤ通り沿いの軍事モニュメント




5. 郊外編 - Магазин С Китайскими Продкутами(キタイスキー市場)と、街に唯一残っているトラムでУл. Сахалинская(サハリンスカヤ)へ




大まかな位置関係は、こんな感じです。




博物館とか、美術館とか、面白そうな店がたくさんありますが、今回は、それらに長居せず、とりあえずどんな街なのかを探る、ということに徹しました。


まずは、Ул. Алеутская(アレウツカヤ通り)とУл. Светланская(スヴェトランスカヤ通り)の交差点から、ウラジオストク駅方向のエリア




この地図で見ると、交差点までは出ていませんが、上に今回宿泊したエクヴァトル・ホテル。右下のほうにウラジオストク駅。下段にジェムチュジナ・ホテルがあります。

では、この地図にある路地という路地を歩き回ったお話です。

もともとこの街には、信号が少ないです。というのが、歩行者優先で、渡ろうとしている人がいれば止まるという暗黙のルールがあるからです。しかしながら、この通りは交通量がとっても多く、渡るのは無理。地下連絡通路でつながっています。

Ул. Алеутская(アレウツカヤ通り)を駅の方向に向かって歩いていきます。やはり見えてくる建物は「ヨーロッパ」。





駅に着きました。




そばには郵便局が見えます。


本駅舎に入る前に、跨線橋を渡ったところにある海の駅、客船ターミナルのロビーに。跨線橋からはこんな感じ。


そう、ここは鉄道駅と客船用の港が併設されています。



街のシンボルのひとつ、Золотой мост(金角橋)も見えます。



建物の中は、こんな感じ。



もちろん、お土産屋さんもありますが、こんな日本製品に特化した店もあります。


海の駅側からの、鉄道駅。




跨線橋を引き返して、いよいよ本駅へ。この駅舎は1894年に竣工し、古代ロシア宮殿をイメージした現在の建築様式になったのが1912年。




何とも言えない、キリル文字のフォントが美しい。

さあ、構内に入りましょう。でも入口がいくつかある。正面の1番入口は閉まっていた。




そこで、右側にある別の入口3番のドアが開いたので、入ってみることにする。



いきなり、手荷物検査。たとえ見学であっても、構内に入るためには必ずこのX線検査機に荷物を通さなければなりません。

問題なく構内に入り、発着案内掲示板が見えます。



とっても本数は少ないです。ОТПРАВЛЕНИЕが出発、ПРИБЫТИЕが到着です。

自動券売機も見えてきました。




海外の自動券売機は、国ごとで特徴があって面白いです。近郊路線だったらゾーン売りだったり、長距離だったら、具体的に目的の駅名をインプットして買うとかが基本ですが、ロシアではどうやって買うんだろう ?

もちろん有人窓口もあります。





いつも思うのですが、窓口で、スラスラと行き先が言えて、切符を買うことができれば…



本駅舎のロビーです。








天井も高く、美しい装飾がなされています。

階段を降りて行って、ホームに出てみましょう。下の階にも切符売場があります。



ここでもからくりがあります。出るのは自由。でも戻るときは専用のドアから、またまたX線の手荷物検査があります。

ホームに出ると、機関車が見えてきました。






そして、ここは、世界最長シベリア鉄道の東の始発駅、でもあり、終着駅。その総延長9288Kmを示すモニュメントが見えます。



シベリア鉄道、全行程を示したプレートも。


再び、構内に戻ります。






制服とか、ちょっとした博物館風になっています。画像はありませんが、洒落たカフェもあります。

外に出てきました。右側に行くと、小さな建物があります。



これが、空港へのアエロ・エクスプレスが発着する専用駅の建物。

その向こうには、庶民の味方、大衆食堂СТОЛОВАЯ(スタローバヤ)No.1があります。




道路を渡ると見えてきました。ЛЕНИН(レーニン)さんの銅像。





「東を制覇せよ」とでも言っているのでしょうか。でも相変わらず、C国とかK国とかの団体さんが周りを占拠して、大撮影大会でした。その間隙をぬってのショットです。でも、なんでこの国の人たちは群れて行動するのでしょう ?



銅像側からの本駅舎のショット。

銅像を見ながら坂を上っていきます。




エロ・ビジネスマンの御用達。噂のホテルPRIMORYE(プリモリエ)が見えてきました。



このホテル夜の10時頃になると、電話がかかってくるそうです。「女の子、いりませんか ?」って。でも駅近で便利、立派なホテルですよ。隣には24時間営業のコンビニもあるし。

さらに歩いていきます。

この街は、日本に近いこともあり、日本車もたくさん走っていますし、日本から持ち込んだ重機もよく見かけます。




そうそう、突然「左に曲がります、ご注意ください」という日本語が聞こえてきて、ふっと振り返ってみるとISUZUのゴミ運搬車でした。

ヨーロッパっぽい植え込みのある道を抜けると、




高層の建物と、




その向こうに海が見えてきます。




この方向に、今回宿泊したホテルがあります。
通ってきた道を戻っていき、今度は、右方向に別の道に入っていきます。



見えてきました。北海道に本拠がある日本食レストラン「」。




建物の雰囲気に似合わないひらがなの「生つくね」、「砂肝」などの日本語がミスマッチで面白い。

その隣には、PRIMORYE同様、人気ホテル 
Жемчужинаジェムチュジナ)。



駅方向に戻っていく途中で見つけた通りを示す標識と、その近くの様子。



そして、Ул. Алеутская(アレウツカヤ通り)に戻ってきました。Ул. Светланская(スヴェトランスカヤ通り)との交差点に向かいます。




そこで見つけた建物。銅像らしきものと、ヨーロッパ風の洋館があります。



でもこの道を渡るのは至難の業。ということで、交差点まで戻り、この場所に行ってみました。



この銅像は、あの名優、
Юлий Бори́сович Бри́нерこと、ユル・ブリンナー。1920年、ウラジオストク生まれの名優です。ここでもC国とK国の団体さんがわんさか。

この銅像の横の坂を上がると、別のСТОЛОВАЯもあり、休憩時間だったのでしょう、店員のおばさんたちがタバコを吸っていました。




それから、若い娘たちが、コスプレ写真撮影大会をしていました。今更ながら、「фото пожалуйста?  写真撮らせてもらっていいですか ?」って声をかけてみれば良かった。

そんなわけで、次回に続きます。



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