サマルカンド街歩き Part 1 - 念願のレギスタン広場へ。
快適なアフラシャブ号での移動。そしてサマルカンドの駅に到着。
ウズベキスタン第2の都市、古都サマルカンドの駅に到着しました。本日の街歩きの始まりです。
車掌さんに挨拶したあと駅構内を拝見。
結構立派な駅舎です。外から見るサマルカンドの駅。ロシア語ではない、ウズベク語の表記。
360度、周りを見渡すとこんな感じです。
アプリを使って、タクシーを探す。
今回の旅の最大の目標のひとつであるレギスタン広場に行くために、タクシーを探します。駅から広場までは結構離れているので、移動にはタクシーが必須。ここで威力を発揮するのが、ヤンデックス・タクシーのアプリ。ウラジオストクでも大変お世話になりました。このアプリを使い、出発地と目的地をインプットし、車種(スタンダードとかラグジュアリーとか)を選ぶと、タクシーが来てくれます。アプリにナンバープレートが表示されますので、それを頼りにタクシーを探します。
やってきてくれたドライバーは韓国系のようで、やたらと話しかけてくれます。特にサッカー。NAKATAは世界共通だけど、MINAMINOとかOKAZAKIとか、いろんなサッカー選手の話をしながら、レギスタン広場に到着しました。
レギスタン広場へ到着。まずは外観。そしていよいよ。
念願のレギスタン広場です。サマルカンド街歩きのメインイベントのひとつ。
「レギスタン」とはペルシャ語で「砂の場所」という意味です。古代、ここの近くに川が流れており、砂地だったと言われています。
まずは遠巻きに全景を見渡します。
この場所での全景を。
入口は広場を正面にして左側にあります。
そしていよいよ中へ。入場のためにはチケットが必要です。
広場にある3つのメドレセをくまなく見て回る。
ウルグベク・メドレセ
左側から順番見ていきます。ウルグベク・メドレセ。左側のミナレットの中に入っていけるそうなのですが、今回は時間がありませんでした。
装飾が圧倒的な美しい門をくぐります。
ウルグベク先生の業績を訪ねて。
ティムール君主でもあり天文学者でもあったウルグベク(そのあとウルグベク天文台も見に行きました)。彼は研究者たちとともに1400年代、すでに一年の長さを365日6時間10分8秒と計測していました。
このメドレセの中には天才天文学者、ウルグベク先生の業績を伝えるミニ博物館があります。仕事柄、とても興味深い展示でした。
生徒たちに講義をする、ウルグベク先生でしょうか。
先生が纏っていたであろう高貴な衣装。
そして、中庭で見つけたものいろいろ。
ほかのメドレセもそうですが、中庭はたいそう美しゅうございます。そして大バザール状態です。
日本語の看板もあります。また日本語が上手な店員もいます。シークレットボックスという精巧な木工細工を見せてくれたり(安かったので買えばよかったなぁ、といまさらながら)、美しい陶器とか。
そして、とにかくイスラム装飾と中央アジア発祥の伝統刺繍「スザニ」が美しい。
そしてここは唯一2階に上がることができるメドレセ。そこから見える光景は。
おばちゃんにつかまり、思わぬ買物。
ここで、おばちゃんにつかまりました。「私の店、もともとは当時の職員室だったのよ、見ていって」って言われて、「見るだけですよ」ということで中に入りいろいろ説明してもらいました。人あたりがとってもいいおばちゃんで、話も進みました。「スザニ」がふんだんにあります。
そして「おすすめタイム」が始まります。「これいいでしょ、ちょっと羽織ってみて ?」ということで、ウールのストールを見せてくれました、ウズベキスタンらしいモチーフでいっぱいです。最初はブルーかなぁ、と思いましたが、
グリーンが何となく新鮮だったので、
これいくら ? ということになり、いつもは150,000だけど、130,000にしてあげるわ、ということで買ってしまいました。ま、1,500円だからよい買い物だったと思います。
つづいて反対側、シェルドル・メドレセ。
「虎のような動物がシカを追う、さらに虎は太陽のような人物の顔を背負っている」というイラスト。しかし、名前にある「シェル」とは「ライオン」の意味であり、実物とは異なったイラストが描かれています。イスラム教は偶像崇拝禁止のために、このような実在しないイラストになったそうです。」
そして中に入ります。
ここでも、民族衣装売場のオンパレード。試着もできるそうですよ。
黄金の礼拝堂が美しいティラカリ・メドレセ。
最後は正面のティラカリ・メドレセ。「ティラカリ」とは金箔。その名の通り。黄金の礼拝堂がとても美しゅうございます。圧倒されました。ここまで来た甲斐があるというものです。
すっかり堪能した後は、歩行者天国、カリモフ(旧タシケント)通り方面へ。
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