なぜ、ウズベキスタンに行こうと思ったのか ?

美しいウラジオストク駅の正面入口



あー、長い休みが欲しい。

なかなか長い夏休みが取れない、プライベートでは18年と19年のウラジオストク以来、

ウラジオストク駅を正面から

旧縫製工場を利用したアートなスポット、ザリャー

コロナの規制で海外には行けていない。

そんなこと言いながら、仕事で22年と23年はスイスに行った。でも23年は、帰りの機内で隣にすわっていたわがまま放題のばあさん二人組のおかげで、帰国後コロナ感染が発覚。死ぬ思いをした。

そして、制限がなくなり、今年は「休むぞ」ということで、どこかプライベートでの海外を考える。しかしながら、航空券は昔のようにはいかず、燃油費、それから貧乏な日本のおかげでとっても高い。でも何とかしよう。ベストなタイミングはこれまで同様、9月中旬の3連休をうまく使ってプランを考えること。

そこで、逃亡先を考える。

当初は、コーカサス。つまり、アルメニア、グルジア、アゼルバイジャン。中でもグルジアのトビリシを考えていた。南オセチア、ナゴルノ・カラバフ、アブハジア…いろんな問題を抱えている地域というのはわかっていたけど、ここは大丈夫かと思って。

料理は抜群。それはウラジオストクのレストランで体験済み。これはシャシリク。

グルジア・レストラン「サツィヴィ」で食べたシャシリク

ルートはイスタンブルまたは、ドーハとか中東経由を探すものの軒並み高い。

最終結論は「中央アジア」

そこでふっと思い立ったこと。「そうだ、中央アジアに行こう」。VIVANTに感化されたわけではないですよ。ずっと昔から行ってみたいところだったので。

真っ先に浮かんだのが、ウズベキスタンのタシケント。タシケントといえば、中学生のころ、BCLbroadcasting listeners)、つまり、世界の短波放送を聞いて、受信報告書Vericardを放送局より送ってもらう。というのにはまって、言葉は全くわからないままにいろんな国の短波放送を聞いていた。あの頃はインターネットもないから、国際郵便で受信報告書を送っていたはず。きっと実家の秘密の箱を探すと見つかるはず。

いろんな短波局を聞いてきた中の一つが、ラジオ・タシケント。それがこの国のことを知ったきっかけ。

旧ソビエト構成国の一つであるし、中央アジア唯一の地下鉄が走っていること。

タシケント・メトロ。今でも現役の古い車両

そして、世界でも2つしかない珍しい国。それは「二重内陸国」。海に出るまでに複数の国を経由しないといけない国。

この地図を見ればわかりますが、海が遠いのですよ。

そしてもう一つはどこだと思いますか ? それはルクセンブルク。

地図を広げてみると「あー、そうそう」って確認することができますよ。

ところで「○○スタン」。たくさんありますよね。このウズベキスタンもそう。カザフスタン、キルギスタン、そして次の旅の候補地カザンがあるのはタタールスタン。「スタン」っていうのは「土地」とか「国」という意味。だからウズベキスタンだったら「ウズベク人」の国。タタールスタンだったら「タタール人(韃靼人)」の国ということになります。「○○スタン」というだけで「危険」というイメージがあるかもしれませんが、敬遠しないでください。少なくとも今回のウズベキスタン。最高に楽しかったので。

タシケントを代表するハイパーシティ、「タシケント・シティ」

何はさておき、航空券の手配

まずは、航空券。直行便のウズベキスタン航空は飛んでいますが、週1便なので、スケジュールは組みにくい。週一ということは、現地に一週間いなければならない。現在の状況では一週間の休みは到底無理。他のエアラインを考える。では最安値はどこ ? 中国南方航空っていうのが超割安ではあるけど、どうも「中国」というだけで拒否反応を示す。それならドーハとか中東回り ?  

ドーハ空港の巨大なぬいぐるみ


これも時間がかかるし高い。じゃあどれを選ぶ ? 最終的に決めたのはアシアナ航空。スターアライアンスでマイレージもたまる。

基本、アジアの国には全く興味はないのだが、アジア最大のハブ空港、仁川だけは見てみたかったから。というのもあって決めました。それからフライトを探し、一日早く出発するのが一番安いことが分かった。それに加えてアシアナクラブに登録すれば、ウェルカムボーナスがもらえさらに割引になる。早速予約。

韓国上陸編に続きます。

コメントを投稿

0 コメント