ウラジオストク 2019 Chapter 2 - 灯台を見に行こう !!

ウラジオストク、2日目。今回の目的の一つ、トカレフスキー灯台、そして小さなロシア教会とウラジオストク駅のお話。



夜が明けました。ここは、日本から西側にあるにもかかわらず、一時間早い。UTC+10。つまり、日本が朝8時の時、こちらは9時。

World Mapというアプリのスクリーンショットを加工しました。

本日の目的は灯台Маяак(マヤック – 灯台)。そう、半島の先っぽにあるМаяк Токаревсая кошка(トカレフスキー灯台)に行くこと。


この灯台、砂州の先にあるので、、満潮時には行くことができません。そこで事前にウラジオストクの潮汐を調べて、この日の干潮が9時過ぎだったので、10時頃を目安に行ってみることにしました。

まず、駅まで歩く。

今度は、昨日とは別のコース。山手まわり(コースA)の下り、ウラジオストク駅方向へ。


さて、ホテルを出てНабережная(ネベレジナヤ)通りから、勾配がきついМорская ул.(モルスカヤ通り)を歩いていきます。でも下り坂なので、足取りは軽いです。



極東のサンフランシスコとはよく言ったもので、勾配がハンパではありません。



それから、思わぬ落とし穴もたくさんあります。


人気レストラン「Носталгия(ノスタルギア)」を見ながら、ウラジオストク駅まで降りていきます。



そばには、レーニンさんの銅像もあります。


この銅像を背にして左側に横断歩道を渡って少し歩き、スーパーの前のバス停から60番のバスでМаяакを目指します。ウラジオストクの横断歩道ですが、「青」の時間がとっても短いです。ここも1分なかったかも。キタイスキの市場あたりだと20秒くらい。で、バスに乗ります。

ここでちょっと位置関係。青字がウラジオストク駅。赤字がトカレフスキー灯台。ほんとに先っぽです。


ウラジオストクのバスは昨年(2018年)までは、どこまで乗っても一律 23Pでしたが、ちょっと値上げ、9月末から28pになりました。といっても50円するかしないかだから、街歩きにはとっても便利です。
が、日本のように次の停留所を知らせる電光掲示板のようなものはもちろんありません。ですから、Google Mapを頼りに行くか、それとも運転手の声または、バスによっては車内アナウンスがある場合があるので、それを聞き取りながらというM的なチャレンジをしながら行くかということになります。でも今日は、Маяакが終点なので、気にする必要はありませんでした。

灯台まで歩く。そして小さな灯台発見。



終点につきました、が、何でもない、ただの広場。でも不思議な塗り分けの高層の建物もあったりします。そこから徒歩です。


事前情報で、かなり歩く。というのは知っていたのですが、これほど歩くとは、しかもとんでもないアップダウン。


でも遠くに海とそれに浮かぶ小さな灯台を見た時には、感激しました。ずっと下って行ってやっと灯台までの砂州に来ました。





台風の影響もあったのでしょう、風はきつかったですが、空は晴天。唯一の難点は、C國とK國の団体客、やっぱりやかましいし、マナーが悪い。出会った日本人はおそらく一組だったと思います。




これが、反対側に回り込んでの画像。


帰りも歩いてバス停まで。そしてまた60番のバスに乗ります。

小さな教会と北朝鮮レストラン

もう一つ、この路線で行ってみたかったところ、北朝鮮レストラン「Пхеньян(平壌)」と「Храм Казанской иконы Божией Матери(カザンスキー教会)」。

駅に向かう途中の、казанский храм(カザンスキー・フラム)で下車。


まず、カザンスキー教会に行きます。パステルカラーが美しい教会です。



中も見させてもらいました。もちろん、いきなり写真を取ってはいけないので、「Можно фото ?(写真いいですか ?)」と簡単なロシア語で許可をもらいました。




ヨーロッパの教会とは違う、ロシアな感じ満載です。たくさん写真を撮らせてもらいました。



それから、二階があったので、上がろうとしたところ、おばちゃんに「そこはダメよ」って言われました。このあと、有料トイレの料金徴収係のおばちゃんとか、いろんなおばちゃんに遭遇するのですが、この国におけるおばちゃんは正義です。ダメなことはダメ、っていってくれるし、ある時は親切に手助けをしてくれます。おばちゃんに逆らってはいけません。

さて、そこからすぐのところに、噂の北朝鮮レストラン「平壌」があります。


平壌冷麺が美味しいとか、ホール係の女性が美しいとか、情報はたくさん仕入れていたのですが、ここで「アジア」なのもどうかなぁ。



ということで玄関まわりを撮影して、またバスに乗って駅に戻りました。

ウラジオストク駅


相変わらずの、シベリア鉄道の始発駅「ウラジオストク」。いちいち美しゅうございます。






ホームを探索しているとき、声をかけられました。
「日本の方ですか ?」
「そうですけど」
「モスクワからの列車、ロシア号が間もなく到着するらしいんですが、何時頃か知りませんか ?」
「ごめんなさい、そこまでは調べてないんですけど、もうじきかもしれませんね。」





ごめんなさい。適当に答えてしまいました。
おそらく、はじめてウラジオストク旅行に来た若いカップル。男の子は鉄ちゃん。ロシア号に出会ったであろうことを祈ってます。彼ら以外にも昨年以上に、日本人の姿を見かけました。といってもC國、K國の比じゃないですけど。
来年(2020年)JAL、ANAが飛ぶようになればもっと日本人が増えるでしょうね。そうすると、もちろんこの街は大好きですけど、ハバロフスクとかイルクーツクあたりに逃げることになるかも…。

そしてアレウツカヤ通りの左側を歩いて、ウラジオストク出身の名優、ユル・ブリンナーの実家あたりを散策。


階段だらけで、足元にも注意。ここにもスタローバヤがあります。



そしてこの通りは交通量が半端ではないので渡るのは無理。元に戻って今度は通りの右側から一つ線路側を歩く。


最終日の晩餐をするレストラン「Сациви(サツィヴィ)」の場所確認のために。

Chapter 3に続きます。

コメントを投稿

0 コメント